もう読み終わったの?? 東大生が「200ページの本をたった1〜2時間」で読んで理解できる秘訣

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
西岡壱誠 東大 
(写真: KiRi / PIXTA)
賢い人は、どんな能力が優れているのでしょうか。その答えは「要約力」だと、「なぜ、東大の入試問題は、「30字」で答えを書かせるのか?」を上梓した、東大カルぺ・ディエムの西岡壱誠さんは話します。本書から、「どんなに長い文章を読んでも速く要旨を掴む能力」を身につける方法をご紹介します。

1冊の本、どれくらいで読み終える?

みなさんは、1冊の本を読むのにどれくらいの時間がかかりますか?

本にもよると思いますが、200ページくらいの本を一気に読むとなると、大体10~20時間はかかるのではないでしょうか。毎日2時間読んで、1週間くらいかかるという場合が多いのではないかと思います。

しかし、東大生に同じ質問をすると、大体1~2時間くらい、という回答が返ってきます。なんと普通の人の10倍のスピードで本を読んでいる場合が多いのです。

なぜこんなことができるのか?もちろん東大生だって、眼球を動かすスピードは変わりませんし、一文一文を心の中で声に出して読んでいく場合、その声のスピードはそこまで速くすることはできません。

しかしそれでも、1~2時間くらいで本を読み終わってしまうのはなぜなのか。その理由は、「細かいことはスルーして読んでいるから」にほかなりません。

2/3PAGES
3/3PAGES
西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事