コロンビアは日本にとって重要な拠点になる、EPA協議は年央にも開始したい--オルギン外相に聞く
--今後、力を入れる産業などは。
1つはインフラ、もう1つはやはり整備の遅れている住宅の関連産業だ。また、石油や鉱業など資源分野も強化をしたい。さらに今後は、観光業も伸ばしたい。アジアのリゾートとは比べものにはならないが、それでも近年は関心が高まっており、観光分野も成長の余地があると考えている。
--昨年12月、中南米とカリブ海の33カ国は地域機構「中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)を設立しました。この組織の目的は。
第一にその地域に所属している以上、その地域の一員として一体化することはとても重要だ。特にCELAC地域は多くの面でニーズが一致する。中南米やカリブ海諸国の多くはインフラの整備や、教育、ハイテク、科学分野などの改善・強化が必要だ。
そういった共通の目的を持っている国や地域が一体化することで、地域全体がこの目的に向けて強く政策を推し進めることができる。そういった意味でコロンビアにとってもこの組織に加わることは重要だ。
(聞き手:倉沢美左 =東洋経済オンライン)
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