女子鉄アナ、JR西日本の経営戦略を直撃!

観光列車に注力するのは、なぜなのか

10月からは、北陸でデスティネーションキャンペーンが始まります。また、岡山県で2016年4〜6月、山口県で2017年9〜12月にそれぞれデスティネーションキャンペーンが開催されます。これらを契機に観光需要を掘り起こしていきます。

北陸新幹線の開通で利用客は3倍に

――不採算路線にはどのように取り組んでいきますか。

まず自治体といろいろな取り組みをして、お客様を増やす努力をやっていきます。ただ、それでも町の人口が減って、あるいは町の中心が駅周辺から道路に移ってしまったら、まちづくりをどうするか。公共交通とまちづくりをセットにして地域のみなさんと一緒に考えていきたい。

――新幹線が開通すると平行在来線が切り離されて、第三セクター化することがよくあります。

三セクに移行された会社がきちんと運営されるように、技術的、人的な協力は惜しみません。地域の鉄道がそのように維持されながら、われわれとしては新幹線などによる都市間輸送を磨いていきます。

取材する久野・女子鉄アナウンサー(撮影:尾形文繋)

――新幹線が金沢に延伸した北陸の状況はどうですか?

首都圏—北陸間のご利用は3倍に増えました。加えて関西—北陸間のご利用も増えています。北陸新幹線をきっかけに首都圏以外のエリアのお客様にも「行ってみよう」という気になっていただいたのだと感じています。

七尾線で「花嫁のれん」、城端線・氷見線で「ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)」という観光列車を走らせますが、ほかにも金沢や和倉地区から高山エリアにバスを走らせるといった、北陸域内の交通ネットワークを充実させることもやっています。

――バスですか?鉄道に乗ってもらわなくてもいいのですか?

鉄道にはこだわりません。新幹線に乗って北陸にお越しいただければ(笑)。鉄道だけでなくバスも使った広域周遊観光を提案していきます。

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