女子鉄アナ!京急の「PR上手」の秘密に迫る

羽田アクセスや品川再開発…京急の展望は?

赤い電車で知られる京急電鉄(撮影:尾形文繋)
今回の京急電鉄は、リニア新幹線の始発・終着駅となる品川駅と、増え続ける外国人観光客の玄関口・羽田空港国際線ターミナル駅を抱えています。
沿線住民や鉄道ファンを対象にした関連イベントなどのPRもお上手。私が担当しているテレビ朝日「スーパーJチャンネル」や「お願い!ランキング」などでもたびたびお邪魔しています。知れば知るほど、“京急愛”が深くなる。魅力溢れる京急電鉄の抱える課題と展望を同社鉄道本部の櫻井和秀営業部長にお聞きしました。

「みさきまぐろきっぷ」がヒット

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――沿線の少子高齢化にはどのように対応しているのですか。

三浦半島地区を中心に高齢化、少子化が非常に進展していますが、沿線の地域にはぜひ元気になってもらいたいです。

そのために私たちにできることは、沿線地域に足を運んでもらうこと。大げさに言うと交流人口を増やすということになるのでしょうね。数年前からいろいろな取り組みをスタートしています。

その一つが「みさきまぐろきっぷ」です。京急線三崎口駅までの往復と岬エリアのバス乗車券、まぐろ料理のお食事、さらに油壺マリンパークや日帰り温泉などのレジャー施設利用がセットなったお得なきっぷです。2009年度の発売初年度の販売枚数は約1万5000枚でしたが、2013年度には約6万枚、2014年度には約12万枚と倍々で増えています。2015年度も昨年度の数字を超えるのは確実です。

電車は余裕があるのですが、土日祝日を中心に飲食店が大変混雑しておりまして、お店によっては多くの時間お待ちいただくケースが生じています。1月末からはお店の混雑状況をスマホやパソコンでご覧いただけるような仕組みを作りました。多少でもピークを分散できればと思います。

――品川―三崎口の往復運賃は1852円です。みさきまぐろきっぷはそれにお食事とレジャー施設利用がついて3060円ですが、採算は取れるのですか。

このきっぷで利益を得るということではなく、まず沿線に足を運んでいただくということが一番大事。このような取り組みでお越しいただき、地域の魅力を感じて最終的には沿線に住んでいただくということにつなげられればいいなと思っています。

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