鉄道社員のキャリアは、「駅係員」から始まる

「赤い電車」の京急に鉄道会社の仕事を聞いた

駅係員は鉄道マンの最初のステップだ
運転士や車掌、駅員など、鉄道の現場に関わる仕事は、いまも昔も子どもの憧れの職業の一つ。将来の夢が「電車の運転士」だったという人も多いのではないだろうか。
かつては大卒の採用がない場合も多かった鉄道の現業職だが、現在では採用を行う会社も増え、また女性の活躍も一般的になるなど、門戸は広がっている。
では、実際の採用形態や勤務、さらに将来のキャリアはどのようになっているのだろうか。また、よく言われる「鉄道ファンは鉄道会社には入れない」という噂は本当なのだろうか。東京都心と横浜や三浦半島を結び、鉄道ファンにも人気の高い「赤い電車」、京浜急行電鉄で「鉄道の仕事」について聞いた。

鉄道の仕事は駅から始まる

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鉄道会社の現業職は、まず駅員から始まり、数年勤務したのちに試験を受けて車掌・運転士になるというステップが一般的だ。京急電鉄の場合は、駅の業務を子会社の「京急ステーションサービス」に委託しており、駅係員はもちろん、乗務員を目指す場合もまずは同社に入社することになる。同社で駅の業務を2年以上経験した後、試験に合格すれば乗務員として京急電鉄に転籍するという形だ。

京急ステーションサービスに入社すると、最初の1カ月は机上での「集合研修」。その後、京急線の各駅に仮配属され、1カ月半にわたり先輩社員とマンツーマンで実地研修を行う。研修期間を終えると駅係員として独り立ちし、ホームでの乗客整理や窓口、改札、清掃といった、日ごろ駅で見かける「駅員さん」の仕事をこなすことになる。

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