ホテルレジャー需要が好調
――先日、「品川再開発」に4000億円を投じるというニュースがネットに流れていましたね。
びっくりしました。計画は何も決まっていなくて4000億円という金額ありきではないんです。でもそれだけ大きいポテンシャルを持っているグループだとお考えいただければ、と思います。当社は鉄道を中心とした都市交通部門、プリンスホテルを中心とした日本最大級のホテルレジャー部門、それと不動産部門の3つをうまく組み合わせた企業体です。2014年度の売り上げ構成は、都市交通が29.5%、ホテルレジャー33.2%、不動産9.2%です。
それ以外の「その他事業」には建設、グループ会社の伊豆箱根鉄道や近江鉄道などが入ります。乗られたことはありますか?
――もちろんあります。近江鉄道さんに行くと、「あれ、西武さんに来た」みたいな気持ちになります。
そうですか(笑)。一方、利益ベースの事業構成になりますと都市交通が45.5%、ホテルレジャー20.8%、不動産29%です。足元ではインバウンドを中心として、ホテルの宿泊の需要が盛り上がっています。今期はホテルレジャー事業の比率がもう少し増えてきそうです。
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