一方で、カレーだけではスパイスを使い切ることができないので、カレー以外のレシピを知りたくて、スパイスを使った料理レシピの本を買ったりもしましたが、スパイスを売っているメーカーのHPがとても充実していてさすがだなと思ったことがあります。
最近では、多くのメーカーがレシピ以外にも知っていると便利な、ちょっとしたコツやテクニックなどを発信しています。
・化粧品会社が、男性向けに「スキンケアの仕方」を発信
・健康食品の会社が、「ストレッチの仕方」を発信
直接的に商品と紐づかないこともあり、生活をより良くしたいという気持ちがあふれている情報を見ると、メーカーに対しての好意度も上がる気がします。
また、男性化粧品のように、これから利用者が増えそうな市場で商品を発売した場合、単に商品を発売するだけでは、必要性を伝えられません。
なぜ、男性もスキンケアをした方が良いのか、どうやって使うとより効果的か、女性の肌と男性の肌はどのように違うのか、など、商品+情報で、生活者の疑問を解決してくれると、メーカーへの信頼感が上がり、思わず商品にも興味がわきます。
専門家目線のインフルエンサーの登場
次に、②専門家の解説で納得度が増す、についてです。
大前提として、インターネットやSNSの普及に伴い、調べたいことはすぐに検索サイトで検索するのが当たり前になったことで、人々が日々触れている情報量や、学んでいる知識の量は飛躍的に増加しています。
それにつれて、生活者のリテラシーが上がり、知的好奇心や学習心を満足させてくれる情報の「質」もアップしているのではないでしょうか。
その結果、動画配信サイトでは、医師や企業で研究開発している方などの、専門的な立場の人からの情報発信が増えているように感じます。例えば、薬剤師が薬の解説を行っていたり、皮膚科医が化粧品の成分や技術力について解説していたりする動画です。
再生回数やフォロワーが多い専門家もいて、購入の参考に多くの人が動画を視聴しているのがわかります。専門的な情報は文字で説明されても理解しづらいですが、動画で音声とともに解説されるとわかりやすく感じるのも、うけている要因のひとつです。
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