川口市15位、江戸川区27位、では1位は? 「人口に占める外国人の比率が大きい市区町村」ランキングTOP50×3
ここからは、市区町村別の外国人比率ランキングを見てみよう。
前回の「『外国人が急増した街』TOP150」と同様、全国の1741市区町村(北方領土の4島の村を除く)を人口規模に応じて、①1万人未満、②1万~5万人、③5万人超の3区分に分け、それぞれでトップ50のランキングを集計した。
外国人が人口の「3分の1」を占める村
① 人口1万人未満(532自治体)
1位は川上村(長野県)の33.47%。以下、2位:占冠村(北海道:26.90%)、3位:南牧村(長野県:21.51%)、4位:赤井川村(北海道:20.47%)の計4自治体が、外国人比率20%を超えた。
川上村は、3741人の人口に対して外国人は1252人と、実に3分の1超を占める。同村は全国有数のレタスの産地として知られ、技能実習生や特定技能の外国人が多く住んでいる。中でもインドネシア人が754人と約6割を占める。3位の南牧村も同じく高原野菜の産地で、外国人実習生を多く受け入れている。
この区分ではランキング50自治体中20自治体を北海道が占め、ここでも北海道の人気ぶりがうかがえる結果となった。
2位の占冠村は「星野リゾート トマム」などが立地するスキーリゾート。同村では古くから多文化共生を柱に掲げており、観光地では多くの外国人を受け入れている。
4位の赤井川村も「キロロリゾート」を有するスキーリゾート地で、前回の外国人住民増加率ランキングでも9位(1219.0%)にランクインした。
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