「この商品で少しでも巻き返しを図れればと思っています。吉祥寺店は女性のお客さんも多く、カップルで来られて、女性は通常のらーめん、男性は爆爆盛を注文されてシェアして食べられているところもよく見ています」(呉代表)
宅配でさらに伸びる可能性も
「平太周」はコロナ中はUber Eatsなどの宅配に助けられた。一時期は店舗の売り上げの半分以上を宅配が上げていたこともあるという。
特に油そばは宅配に向いているので、今後も可能性のある商品だ。背脂の価格問題と戦いながら、新商品で勝負をかける。今後は食べ歩きもできるカップに入れた持ち帰り用の油そばなども検討中だ。
【もっと読む】「毎日2時から23時まで労働」「毎年のように腰を外した」…。7年連続「食べログ百名店」に選出も、体を壊して閉店した店主の"意外な再出発" では、中野に誕生した注目の新店「TOKYO RAMEN かいか」の"味の承継"について、ラーメンライターの井手隊長氏が詳細に取材している
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いでたいちょう / Idetaicho
全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。「東洋経済オンライン」「マイナビニュース」「AERAdot.」等の連載のほか、コンテスト審査員、番組・イベントMCなどで活躍中。近年はラーメンの「1000円の壁」問題や「町中華の衰退事情」、「個人店の事業承継」など、ラーメン業界をめぐる現状を精力的に取材。テレビ・ネット番組への出演は「羽鳥慎一モーニングショー」「ABEMA的ニュースショー」「熱狂マニアさん!」「5時に夢中!」など多数。東洋経済オンラインアワード2024にて「ソーシャルインパクト賞」を受賞。その他、ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。著書に「できる人だけが知っている 『ここだけの話』を聞く技術」(秀和システム)がある。
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