「1日のうちにどれだけ空白の時間を持つことができるか?」AI時代にますます必須となる≪ボーッとする≫ことで脳を活性させる方法
一方で、何もしていないときは、このDMNの出番となります。ボーッとしていると、もちろん運動や記憶の回路は働きません。そんなことが起こったら、ボーッとできないし、運動や記憶の回路が働き詰めになり、次にスポーツや勉強をするときにいいパフォーマンスが期待できなくなります。
ボーッとしているときは心身ともに休んでいる状態ですが、脳内ではこのDMNが稼働します。たとえば、運動や記憶以外のふだん使われていない回路を結びつけて、新しい回路をつくります。そうして新しい回路ができ上がると、不思議とアイデアが湧き出してきます。
みなさんもお風呂に入っているときや電車に乗っていて窓から見える風景を見ているとき、あるいはトイレで用を足しているときなどに、「アッ、これだ!」と、何かがひらめく経験をしたことがあるのではないでしょうか。それは、DMNの成せる業。
ボーッとするからこそ新しいアイデアが生まれる
DMNは、アイデアの泉です。DMNによってこれまでつながっていなかった回路が結ばれることで、脳内に新たに回路がつくられます。これまで考えつかなかった新しいアイデアが誕生した瞬間です。
1日の中で5分でも10分でもいいから、ボーッとする時間を持つのは、とても大事なことです。ボーッとするのは何もしないことではなく、実は新たなアイデアを生み出すきっかけをつくること。ボーッとするからこれまでつながっていなかった神経が結びついて新たな回路がつくられ、それによってアイデアが湧き出してきます。
ボーッとできないからと言って、空き時間の5分か10分にスマホをながめているとアイデアの泉を枯渇させることになるので、余計にもったいなくて残念なことです。
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