【キャリア45年以上!】人気料理家・大庭英子さん、「70代ひとり暮らし」のごはん、調理はシンプルに《ポイントは「がんばり過ぎない」》

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食事は1日3回、だいたい決まった時間に食べます。朝ごはんは絶対に食べます。朝食を食べたほうがお昼もちゃんとおなかがすきます。お昼ごはんは12時、夕飯は18時から19時くらいに。

朝ごはん
朝ごはんはパンが多く、この日はトーストにスクランブルエッグ、スモークサーモン、ほうれんそうのソテーをたっぷり。手作りのジャムをのせたヨーグルトはほぼ毎日。キウイフルーツやりんごなど、果物も朝食べることが多い(写真:『人生これから!ひとり暮らしの元気が出るごはん』)

朝から夕方まで、お料理の仕事の撮影があるときは、いつもどおりとはいきませんが、午後2時には、お昼ごはんの時間をしっかりとって、撮影スタッフと一緒におしゃべりを楽しみながら食べています。

運動は2年ほど前から始めたジム通いとヨガ。ジムは週に2回、ヨガは月に2回。筋肉も関節もこれ以上かたくならないように。

まず「たんぱく質をしっかり!」

筋肉を維持し健康を守るためには十分なたんぱく質の摂取が必要。食事では、まずたんぱく質をしっかりとることを考えています。

野菜も一日350gといわれますが、野菜を多く食べると肉や魚などのメインが食べられなくなることもあるので、たんぱく質を重視しています。栄養バランスも大事ですが、一食一食にこだわらず、1週間単位で考えるのでいいのでは……。

なので献立にはこだわらず、ワンプレート料理のときも。

調理は食材も調味料もシンプルに。ひとり暮らしのごはんには小さめのフライパンが大活躍。いため物だけでなく煮物やカレー、スープもフライパンで。スライサーやフードプロセッサーなど、調理がラクにおいしくできる器具も活用しています。

また、ほとんどの野菜が一年中、手に入るようになりましたが、それでもその季節ならではの野菜もあれば、この季節が絶対においしい、という野菜もあります。そういった季節を感じさせてくれる野菜に出会うと、料理がより楽しくなります。

春は新じゃがや新玉ねぎ、たけのこ。ふきや菜花も、春の到来を知らせてくれる野菜です。

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