中国-モンゴル間「第2の越境鉄道」の建設が始動 モンゴル産石炭の対中輸出を支える大動脈に

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ガシューンスハイト-ガンツモド間の越境鉄道は石炭輸送の大動脈になることが期待されている。写真は中国側のガンツモド検問所(中国海関総署のウェブサイトより)

中国とモンゴルをつなぐ2本目の越境鉄道の建設が、構想から20年余りを経てついに動き出す。中国の李強首相とモンゴルのロブサンナムスライ・オヨーンエルデネ首相が2月14日、ガシューンスハイト・ガンツモド国境検問所の越境鉄道接続に関する政府間協定に調印した。

モンゴル側のガシューンスハイト検問所は、石炭資源が豊富な同国のウムヌゴビ県に位置し、国境を挟んだ中国側にある内モンゴル自治区バヤンノール市のガンツモド検問所につながっている。

石炭輸送能力3000万トン増加

両検問所を経由する石炭貿易は、現時点では大型トラックによる道路輸送に頼っている。民生証券の調査レポートによれば、このルートを通じて中国に輸入されたモンゴル産石炭は2024年1月1日から11月18日までの期間に3522万トンに上った。

新たに建設される越境鉄道は全長8キロメートル余り。2025年4月に着工し、モンゴルの鉄道が採用する広軌(軌間1520mm)と中国の鉄道が採用する標準軌(軌間1435mm)の軌道を1本ずつ敷設する計画だ。

工期は2年半を見込んでおり、開通した暁には両検問所間の石炭輸送能力が年間3000万トン増加する。

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