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中国-モンゴル間「第2の越境鉄道」の建設が始動 モンゴル産石炭の対中輸出を支える大動脈に

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中国とモンゴルの国境を跨ぐ鉄道は、現在は1955年に開通したザミンウード-エレン間しかない。ガシューンスハイト-ガンツモド間の建設構想は2004年に持ち上がり、10年後の2014年には越境鉄道の運営を担う合弁会社の設立契約が両国間で結ばれた。

だが、その後は交渉が停滞し、モンゴル側が2022年に積極姿勢に転じるまで実質的な進展がなかった。石炭貿易の事情に詳しい中国の関係者によれば、背景にはモンゴル政府の経済安全保障政策やロシアを含む諸外国との地政学的関係の影響があったという。

モンゴル最大の露天掘り炭鉱であるタバントルゴイ炭鉱は、中国との国境から200キロメートル余りの近さにある(写真は炭鉱運営会社のウェブサイトより)

ウムヌゴビ県内にはモンゴル最大の露天掘り炭鉱であるタバントルゴイ炭鉱があり、未開発鉱区を含む推定資源量は約81億トンに上る。同炭鉱は中国との国境から200キロメートル余りの近さに位置し、そこからガシューンスハイトまでの鉄道はすでに開通済みだ。

中国の石炭価格に下げ圧力

中国とモンゴルの石炭貿易は、2022年を境に右肩上がりに増加している。中国の貿易統計によれば、2023年のモンゴル産石炭の輸入量は6997万トンと2021年(1644万トン)の4倍強に拡大した。

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また、政府系シンクタンクの中国煤炭経済研究会の調べによれば、モンゴルが2024年1月から11月までに輸出した石炭は前年同期比24.1%増の7737万5300トンに達し、その95%以上が中国向けだった。

ガシューンスハイト-ガンツモド間の越境鉄道の開通後は、モンゴル産石炭のさらなる輸入増加が見込まれる。

「モンゴル産石炭は中国産より価格が安い。中国国内の石炭相場や産地への影響は避けられないだろう」。前出の関係者はそう予想している。

(財新記者:鄒暁桐)
※原文の配信は2月25日

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