「国語の勉強」が仕事でも役立つと断言できる理由 「人を動かす」ために必要なのは"言語化力"だ
最終的な価値や目的を言語化する
第3者に対して何かを理解させたり、行動を促したりする際には、その先に待っている価値やメリットを言語化して伝える方法が有効です。
自分が今やっていることが、何にどれくらい効果があるかを具体的にイメージできないと、特に合理的思考を持つ世代の人たちは、本気で取り組もうという気になれないものです。スポーツチームでコーチが選手に筋トレをさせるにしても、その筋肉を鍛えることでプレーのどこに効果があるのかを明確に伝える必要があります。
たとえば、「ゲームをやりすぎると目が悪くなるから時間を決めなさい」といってもなかなか止めない子どもには、視力の大切さから教えるという方法があります。
あるいは、「寝る前に歯を磨きなさい」といっても聞かない子には、歯が丈夫だと人生がどれだけ幸せかを伝えていくということになります。
結論を先に示したうえで、「そのほうが自分は得なんだ」「そうしないとヤバいことになるな」と心から納得してもらうことにより、はじめて行動が促されるのです。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら