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政治・経済・投資 #ウクライナ侵攻、危機の本質

EU欧州諸国に民主主義を語る資格がない現実 虚構の「ロシア脅威論」、ウクライナ戦争の早期停戦を

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次第に追い込まれたゼレンスキーはウクライナの切り札、レアアース(希土類)をアメリカに売ることを発表する。彼独自の資産価値では15兆ドル(約2250兆円)というレアアースをアメリカに売るというのだが、これは諸刃の剣である。

追い込まれているゼレンスキー

なんといってもレアースを埋蔵している東部地区の多くは、ロシアの支配下にある。しかも致命的なことは、レアースをアメリカに独占的に販売することは、ウクライナ国民の反感を買う可能性が高いことである。

八方を塞がれたゼレンスキーは、辞任もほのめかし始めている。NATOの支援がなくなったらという条件付きの駆け引きだが、再選の可能性はないだろうし、彼にとっての敵はロシアよりも身内にいるのかもしれない。武器と財政援助が凍結すれば、ゼレンスキー政権は内部崩壊する可能性が高い。

すでにNATOにも認められていることだが、戦況は致命的である。イーロン・マスクの衛星(スターリンクシステム)がなければ挽回など不可能だ。ゼレンスキーが頼みとするEUの武器だけでは到底勝ち目はない。

停戦の重要項目は、ウクライナのNATOそしてEUへの加盟と、クリミア、ドンバスといった地域のウクライナへの返還である。

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