資さん「1日売上200万円」関東でも"大反響"の背景 「丸亀vsはなまる」2強のうどん市場に殴り込み!

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各店ともメニューなどは同じ。しかし座席は「ボックス席」(4~6人がけ)「2人がけ」(テーブル)「1人がけ」(カウンター席)といったバリエーションがあり、家族連れが多い店舗はボックス席メイン、1人呑み客やドライバーの来店が多い繁華街・ロードサイドは2人がけ・1人がけメインと、立地ごとに席の配置でメリハリをつけている。

通常のファミレスはボックス席がメインの場合が多く、面積を広く取れない繁華街の物件にはあまり向かない。各チェーンとも都心の出店には頭を悩ませており、すかいらーくHDでも都心・小型店仕様の新業態「Sガスト」(現在は全店閉店)を開発するなど、試行錯誤を繰り返してきた。

「資さん」なら、こういった特別な工夫をせずとも、「資さん」のまま繁華街に出店できる。

資さんうどん
「資さん」でちょい呑み 麦焼酎水割り360円+おでん(大根、しいたけ)+ごぼ天(写真:筆者撮影)
資さんうどん
朝定食+アテ+焼酎水割り。筆者は勝手に「朝呑み腹パンセット」と名付けている(写真:筆者撮影)

「一人呑み」にもうってつけな資さん

そして、「資さん」1人がけカウンター席は「一人呑み客」集客にうってつけだ。ここは常連客として「資さん」でちょい呑み、略して「資呑み」タイムを楽しんでみよう。

「資さん」のアルコール類は、日本酒・芋焼酎・麦焼酎・ビール・各種サワーなど、だいたい300円台。アテ(つまみ)として、5本120円の「ごぼ天」単品や丸天・きつねのお揚げなどを合わせれば、500円前後でほろ酔いになれる。

さらに、だいたい120円(一部は190円)のおでんに取り放題のとろろこんぶをトッピングして、染み出すこんぶの旨味で“味変”しながらアテにして呑むのも良い。

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