大谷"二刀流復活"で見えてきた「前人未踏の数字」 「ケガさえしなければMVP」との呼び声も高いが

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ヤンキースからニューヨーク・メッツへ移籍したフアン・ソト選手がタイトル争いでは最大のライバルになってくるでしょうね。

4度目のMVPも獲得できるんじゃないかなあ。MVPは「10勝・40本塁打」ならいけそうです。

今の大谷は「健康ならばMVP」とも言える状態

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村田 投手をやらなくても昨年MVPを獲得したわけですから、二刀流を解禁すれば「WAR(選手のチーム勝利数に対する貢献度指標)」はおのずと8~9はいくと思います。

そもそも2024年はDH専任で9を超えたこと自体が凄すぎる。これはとんでもない数字ですよ。

柳原 2022年62本塁打のジャッジ選手のように記録的な成績を挙げないと、「健康な大谷選手」のMVPを止めることは難しいですね。

小谷 今の大谷選手はケガさえなければMVP獲得は堅い。「健康ならばMVP」とも言える状態です。

柳原 MVPの最多獲得はバリー・ボンズ選手(サンフランシスコ・ジャイアンツなど)の7度。大谷選手は30歳で通算3度の受賞。31歳を迎える2025年から35歳くらいまでの間にボンズ超えの8度受賞を目指してほしいですね。狙える数字だと思います。

村田 大谷選手の成績は本当に予想ができない。我々一般人が想像する以上の活躍を、また今年もしてくれるんじゃないかと思います。

小谷 真弥 「Full-Count」記者

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こたに まさや / Masaya Kotani

1983年、大阪生まれ、埼玉県東松山市育ち。明治大学付属明治高等学校、明治大学の野球部を経て報知新聞社に入社。2009年からプロ野球を担当するようになり、千葉ロッテ、横浜ベイスターズ、ジャイアンツなどを歴任し、2015年から北海道日本ハムファイターズ、そして2017年からメジャーを担当。現在は、野球専門Webメディア「Full-Count」に所属。

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柳原 直之 スポーツニッポン新聞社MLB担当記者

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やなぎはらなおゆき / Naoyuki Yanagihara

1985年9月11日生まれ、兵庫県西宮市出身。 関西学院高等部を経て関西学院大学では準硬式野球部所属。 2008年に三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)入行後、転職し、2012年にスポーツニッポン新聞社入社。遊軍、日本ハム担当を経て2018年からMLB担当。『ひるおび』『ゴゴスマ』(TBS系)などに随時出演中。Ⅹ=@sponichi_yanagi

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村田 洋輔 MLB.JP編集長

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むらた ようすけ / Yosuke Murata

1989年11月8日生まれ、兵庫県出身。東京大学卒。2001年、小学生のときにイチローのマリナーズ移籍を契機としてMLBに興味を抱く。2016年からMLBライター、現在は日本語公式サイト「MLB.jp」の編集長。MLB中継の解説者としても活躍中。MLBが好き過ぎて選手名鑑を自費出版したことも。スタントンと同じ日に生まれたことがひそかな自慢。

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