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ライフ #食品の裏側&世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん

平気で「高級チョコ」買う人が知らない残念な真実 意外な「落とし穴」があった!あなたは大丈夫?【再配信】

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  • 安部 司 『食品の裏側』著者、一般社団法人 加工食品診断士協会 代表理事
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【2】「テオブロミン」「カフェイン」に注意

チョコレートに含まれる成分の「テオブロミン」や「カフェイン」には気管支拡張、利尿、興奮などの生理作用があるといわれます。

高カカオチョコレートには、この「テオブロミン」や「カフェイン」が普通のチョコレートの4倍も含まれるものもあったそうです。

大量摂取には気をつけるべき

報告書では「健康な人が嗜好品として楽しむ分にはいいが、これらの成分に感受性の高い人や、気管支拡張薬を使っている人は、摂取に気をつける必要がある」としています。

「テオブロミン」には集中力を高める、疲労回復などの効果があるとされますが、それは適度にとった場合。大量摂取には気をつけるべきだと思います。

ちなみに「テオブロミン」は犬猫に対しては中毒作用があるため、食べさせてはいけません。

【3】「ニッケル」「カドミウム」などの金属、カビ毒「アフラトキシン」の問題

さらにこの報告書では「ニッケル」や「カドミウム」などの金属の問題も指摘されています。

チョコレートは「ニッケル」を比較的多く含む食品ですが、高カカオチョコレートには普通より多くの「ニッケル」が含まれており、50g​食べるだけで1日の摂取量をとってしまうことになるそうです。

「ニッケル」はミネラル分として人体に微量は必要ですが、多くとりすぎると金属アレルギーを発症するリスクも懸念されます。

また、「カドミウム」は「イタイイタイ病」の原因物質で、毒性の高い物質です。

報告書では高カカオチョコレートには「すぐに健康被害を及ぼす量ではないが、銘柄により、カドミウム含有量に差が大きい」としています。

さらに金属ではありませんが、高カカオチョコレートからは「アフラトキシン」という毒性のあるカビも、微量ながら検出されたそうです。

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【チョコ「おいしさの決め手」はなに?】

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