岡田将生語る「人生豊かにするために休息も必要」 「虎に翼」「ゆきてかへらぬ」など話題作続く

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――2025年はインプットの年にしたいそうですね。

2024年はとにかく詰め込んできたので、いまの僕には休みも必要です。インプットの時間を持つことが、役者としてとても大切ですから。自分自身の人生も豊かにしないと、役にも生きてこないですし、いい仕事ができるはずもない。

岡田将生 ゆきてかへらぬ
(撮影:今井康一)

自分自身の人生を豊かにするために、ここで少し休むのも間違っていないと思いました。でも、仕事は巡り合わせなので、どうなるかわかりません(笑)。どちらにしても、僕のキャリアのなかで大切な1年にしたいと考えています。

居場所がなくなるんじゃないかという怖さも

――エンターテインメントを通して人の心を豊かにする仕事をする役者さんだからこそ、豊かで幸せな人生を送ってほしいと願ってしまいます。

ありがとうございます。でも、一方で、働き続けていないと自分の居場所がなくなってしまうんじゃないかという怖さがあるんです。この世界で仕事をしていると、常にその怖さと隣り合わせです。

ただ、それ以上にここ数年ずっと大切にしているのは、人とのつながりや関係性です。もし僕を必要としていただけるのであれば、それに応えたい思いのほうが強い。それはこれからも大事にしていきたいと思っています。

――休みを取るとしたら、どう過ごしますか?

海外にでも行きたいですね。新しいものに出会ったり、刺激を求める時間が欲しいと思っています。ちょっとした国内旅行でもいいんですけど(笑)。

――2024年は岡田さんの人生のひとつの転機でもあったと思います。昨年と今年で仕事への向き合い方の変化はありますか?

自分のなかであまり変化はないです。何かを求めるのも、求められるのも行き詰まってしまう気がするので。これから気持ちのうえで変化が出てくるかもしれませんけど。

すべてをひとりでやり遂げる人ってカッコいいけど、僕はそういうタイプじゃない(笑)。あまり気負わず、自分のペースで仕事に臨みます。基本的なベースは変わりません。

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