岡田将生語る「人生豊かにするために休息も必要」 「虎に翼」「ゆきてかへらぬ」など話題作続く
――岡田さんがヒットの立役者のひとりになっていたように思います。
昨年の作品との巡り合いのなかで感じたのは、やはり自分が携わった作品をたくさんの方に見てもらいたい気持ちが強くあって、見てもらってこそ仕事が成立するということ。
そして、その作品も僕の仕事も、いろいろな形で世の中に伝わっていくことを知りました。今後はそういうことも念頭に置きながら、仕事に活かしていきたいと考えています。
――厳しい競争社会の芸能界でスターと呼ばれる人や、第一線で活躍を続ける人は、作品選びの部分が秀でているようにも感じます。
それはひとつの要素としてあるかもしれませんね。ただ、タイミングや巡り合わせの部分も大きいので何とも言えません。
2024年で言うと、露出をすごく増やしたいと思っていたんです。それによって、たくさんの方に僕の存在に気づいてほしい、もっと多くの方に知ってもらいたいというのが、目標のひとつでした。
そういう思いが自ずと結果につながったのかもしれません。ただ、作品選びに関しては、僕の一存ではなく、事務所と話し合って決めています。
2024年はいい1年を過ごせた
――『虎に翼』では、これまで多く演じられてきた好青年役の岡田さんのパブリックイメージとは異なる役柄に臨み、その結果、高い評価を受けました。ご自身でも手応えを得ているのではありませんか?
「ありません」と言うと嘘になりますが(笑)。ひとつ言えるのは、仕事が終わったあとにこの作品に出演してよかったと思えることが、俳優にとっていちばんです。『虎に翼』をはじめ、2024年はとくにそう思える作品が多かったので、僕のなかでもすごくいい1年だったと感じています。
どんな作品でもスタッフのみなさんと一丸になって作っていますので、素晴らしいチームで一緒に仕事ができたことをうれしく思う気持ちのほうが強いですね。
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