「渋谷→新大久保」若者の街が変遷した本質理由 街全体で「韓国のテーマパーク」への変貌を遂げた

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新大久保
渋谷から新大久保へ…”若者の街”が移った理由とは?(筆者撮影)
日本人よりも、インバウンド客のほうが多く、看板も英語がほとんど……。
ニッポンであってニッポンではない場所「ニセコ」。販売されるグルメやリフト券の高額さが定期的に話題になるこの場所は、「選択と集中」によって独自の成功を収めました。物価の高さに複雑な気持ちになる人もいるでしょうが、実は日本を見渡すと、同じように「選択と集中」による"ニセコ化"が進んでいる場所は少なくないことに気づきます。
都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家の谷頭和希氏の新著ニセコ化するニッポンより一部抜粋してお届けします。

「渋谷はもう若者の街じゃない」は本当か

このところ、渋谷には、こんな言葉が付きまとっている。

「渋谷はもう若者の街じゃない」。

手前味噌ではあるが、私は、とある媒体にて「渋谷はもう『若者の街』じゃない…イケてた街が『楽しくなくなった』納得の理由」という記事を書き、それが大きな反響を呼んだ。多くの人が、渋谷=若者の街ではないとイメージしているのだなあ、と思わされた。

【画像8枚】まるで異国の繁華街…! 現在の「新大久保」はこんな街になっている
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