だが、この木炭生産事業も頓挫してしまう。資金不足から問屋をからませたところ、利益が少なくなってしまったのである。
やがてエレキテルへと向かうことに
これだけ源内が不屈の魂を持ちえたのは「せっかく脱藩して自由になったのだから」という思いがあったからだろう。
失敗できるのは、挑戦している証拠だ。源内の果てしない好奇心は、やがてエレキテルへと向かうことになる。
【参考文献】
芳賀徹『平賀源内』(朝日選書)
新戸雅章『平賀源内』(平凡社新書)
鈴木俊幸『蔦屋重三郎』 (平凡社新書)
鈴木俊幸監修『蔦屋重三郎 時代を変えた江戸の本屋』(平凡社)
倉本初夫『探訪・蔦屋重三郎 天明文化をリードした出版人』(れんが書房新社)
後藤一朗『田沼意次 その虚実』(清水書院)
藤田覚『田沼意次 御不審を蒙ること、身に覚えなし』(ミネルヴァ書房)
真山知幸『なにかと人間くさい徳川将軍』(彩図社)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら