平気で「糖質オフスイーツ」買う人の超ヤバい盲点 砂糖の代わりに使われる「低糖質甘味料」の正体

✎ 1〜 ✎ 80 ✎ 81 ✎ 82 ✎ 83
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

糖質オフスイーツの「糖質オフの仕組み」は実はほとんど全部同じで、次の2パターンです。

【1】砂糖を避けて「低カロリーの甘味料」や「高甘味の添加物」で代用する
【2】小麦粉などのでんぷん質を避けて「小麦たんぱく(グルテン)」「大豆タンパク」などで代用する


「砂糖」「でんぷん」という、スイーツにおける「2大糖質」を減らす、あるいはまったく使わず、「別のもの(低糖質の物質)」で代用するのです。そして、不足する分は「添加物」や「たんぱく質」などで補います

具体的にどういうことか、説明していきましょう。

「糖質オフスイーツの原材料」を見てみると…

まずは糖質オフスイーツの原材料をご覧ください。クッキーから見ていきましょう。

【低糖質クッキー】
マーガリン(乳成分を含む)(国内製造)、小麦粉、ショートニング、砂糖、液全卵、小麦たんぱく、植物油脂、乳糖、食塩
食品添加物:加工デンプン(小麦由来)、乳化剤(大豆由来)、膨脹剤、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、香料

このクッキーは「砂糖」を使っていますが、量を減らして、その分、「アセスルファムK」「スクラロース」という人工甘味料で「甘さ」を出しています

それから、「小麦」を減らして「小麦たんぱく」を使っています

味は食感こそサクサクしているけれど、後味が悪い「人工甘味料の味」が強く、バターは使われておらず、お世辞にもおいしいとは私には思えませんでした。

次ページ一般的なショートケーキと比べると…
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事