東洋経済オンラインとは
ライフ #食品の裏側&世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん

平気で「糖質オフスイーツ」買う人の超ヤバい盲点 砂糖の代わりに使われる「低糖質甘味料」の正体

6分で読める
  • 安部 司 『食品の裏側』著者、一般社団法人 加工食品診断士協会 代表理事
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

このショートケーキに含まれる糖質はわずか5グラム。一般的なショートケーキと比べて糖質が80%カットできているそうです。

砂糖とでんぷんを含む小麦粉を極力減らせば、糖質はここまで減らすことができるのです。

ただ、小麦粉を「小麦たんぱく」や「大豆粉」で代用すると、食感はどうしても、ふわふわ感と口溶けの良さに欠けます。

実際に食べてみると、スポンジ部分のザラッとした粒感が舌に残り、またクリームは生クリームとは似て非なる植物性油脂から作られるもので、「人工甘味料の味」も強く、私には「残念なショートケーキ」にしか思えませんでした。

砂糖とでんぷんを減らした分「増えている」のは何か?

たぶん、糖質オフスイーツを食べている方は、「ヘルシーだから」と、「頭」で食べているのではないでしょうか。

「低糖質なのだから、味がイマイチでも仕方がない」と納得しているのでしょう。

もちろん、「おいしさよりも低糖質を優先する」というなら、それはそれで結構だと思います。

しかし「低糖質の裏側」には何があるか、「仕組み」を知ったうえで食べていただきたいと思うのです。

つまり「砂糖とでんぷんはとらない」けれど「人工甘味料や乳化剤、加工でんぷんなどの添加物はとる」わけで、それは本当に「ヘルシー」なのでしょうか

「糖質オフ」というコンセプトはいいけれど、糖質だけを見るのではなく、総合的に考えて判断をするべきだと私は思います。

たとえば、私が考案した「安部おやつ」のひとつ「砂糖不使用! 上品みりんプリン」は砂糖を使わず、本みりんで甘味をつけました。ほんのり甘く、なんともいえない風味が魅力です。

「安部おやつ」の人気メニュー「砂糖不使用! 上品みりんプリン」。本みりんを使用したやさしい甘さが特徴(写真:『安部おやつ』より)

無理に市販の「糖質オフスイーツ」を買わなくても、自宅で簡単に作れる「糖質を減らした美味しいスイーツ」はたくさんあります

そして、自宅で作れば「人工甘味料」などの添加物を不必要にとることもなくなります。

私たちの身体は「食べたもの」でできています。

「ちょっとした工夫と手作り」で「糖質」も「添加物」もぐんと減らせることを知り、ぜひ家庭で試してみてください。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象