子どもが「テスト0点」でも平気な親が最強の真実 教育界きってのカリスマが保護者の悩みに回答
![宮本哲也さんと井本陽久さん](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/570/img_437caaedef87c6242e75e350d7ea378a727867.jpg)
親が勉強を教える難しさ
勉強でわからないことは私が教えるのですが、理解できてないと怒鳴ってしまい、泣きながらやる羽目に。できていないことへのフォローができていません。塾へ行くのは断固として嫌がっており、どうやって勉強を進めていけばいいのか悩むばかりです。
井本 泣きながら勉強するのはかわいそうですよね。
宮本 このままいくと毒親になっちゃう。
おおた そういう恐怖がご自身にもあるからこうやって訊(き)いてくれてるんですよね。怒鳴るんじゃなくて、できていないことへのフォローが必要なのにっていう自責の念も書かれていますしね。本当の毒親ならそんなことすら自覚しないでしょうから。
井本 でも、そもそも親が子どもの勉強にかかわってうまくいくことってないですよ。
宮本 だってこういうやり方していたら、うちの教室なら小4の途中で挫折します。親のほうが先に。小5の問題なんて絶対解けないですよ。
井本 子どもの勉強でイライラしたらその場から離れるしかないと思うな。イライラしたら絶対言っちゃうもんね。それを言わないようにするにはどうしたらいいかって、課題設定が間違ってるから。
宮本 うちの面談なら、子どもに話しかけるの禁止って言いますね。
井本 いもいもの保護者はめちゃめちゃ肝が据わっているひとが多いですよ。中学で0点とってきても何も言わないって。子ども本人も0点を恥ずかしいと思っていないからクラスメイトに見せて、クラスメイトが「親に叱られないの?」って心配するんだけど、「何も言われないよ」って言うと、「いいな〜」ってみんなに言われるんですって。
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