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キャリア・教育 #子どもが自ら考えだす 引き算の子育て

子どもが「テスト0点」でも平気な親が最強の真実 教育界きってのカリスマが保護者の悩みに回答

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宮本哲也さん(右)と井本陽久さんに話を聞いた(写真:Gakken)
「宮本算数教室」の宮本哲也さんと「思考力教室いもいも」の井本陽久さんという、教育界きってのカリスマ2人が、保護者の悩みにずばっと回答した。子育てで大切なのは、「何をするか」よりも「何をしないか」だと口をそろえる2人の共著書『子どもが自ら考えだす 引き算の子育て』の考え方をお届けする。
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親が勉強を教える難しさ

【保護者からの相談】
勉強でわからないことは私が教えるのですが、理解できてないと怒鳴ってしまい、泣きながらやる羽目に。できていないことへのフォローができていません。塾へ行くのは断固として嫌がっており、どうやって勉強を進めていけばいいのか悩むばかりです。

井本 泣きながら勉強するのはかわいそうですよね。

宮本 このままいくと毒親になっちゃう。

おおた そういう恐怖がご自身にもあるからこうやって訊(き)いてくれてるんですよね。怒鳴るんじゃなくて、できていないことへのフォローが必要なのにっていう自責の念も書かれていますしね。本当の毒親ならそんなことすら自覚しないでしょうから。

井本 でも、そもそも親が子どもの勉強にかかわってうまくいくことってないですよ。

宮本 だってこういうやり方していたら、うちの教室なら小4の途中で挫折します。親のほうが先に。小5の問題なんて絶対解けないですよ。

井本 子どもの勉強でイライラしたらその場から離れるしかないと思うな。イライラしたら絶対言っちゃうもんね。それを言わないようにするにはどうしたらいいかって、課題設定が間違ってるから。

宮本 うちの面談なら、子どもに話しかけるの禁止って言いますね。

井本 いもいもの保護者はめちゃめちゃ肝が据わっているひとが多いですよ。中学で0点とってきても何も言わないって。子ども本人も0点を恥ずかしいと思っていないからクラスメイトに見せて、クラスメイトが「親に叱られないの?」って心配するんだけど、「何も言われないよ」って言うと、「いいな〜」ってみんなに言われるんですって。

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