新型車続々、2025年スポーツカー人気復活の兆し プレリュードやシビックなどの注目モデル公開

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
シビック タイプRレーシングブラックパッケージの外観
シビック タイプRレーシングブラックパッケージの外観(筆者撮影)

ホンダでは、ほかにも5ドアハッチバックのスポーツモデル「シビック タイプR」に追加する新タイプ「シビック タイプRレーシングブラックパッケージ」も展示。2.0L・4気筒ターボエンジンと6速MTなどのマッチング、F1などレースからフィードバックした最新テクノロジーなどにより、「速さ」と「ドライビングプレジャー(運転する喜び)」を両立するスポーツモデルだ。

シビック タイプRレーシングブラックパッケージのインテリア(筆者撮影)

今回追加されるレーシングブラックパッケージでは、室内にブラックでコーディネートしたインテリアパーツを多く配置することで、光の反射ノイズを徹底的に抑制。ドライバーがより運転に集中できるような配慮がなされている。また、ダッシュボードにブラックの上質なスエード表皮を採用することで、高級感も演出。価格(税込み)は599万8300円で、2025年1月23日の発売だ。

STIコンプリートカーを展示した「スバル」

スバルが展示したSTIコンプリートカーのS210プロトタイプ
スバルが展示したSTIコンプリートカーのS210プロトタイプ(筆者撮影)

スバルは、スポーツブランド「STI」のコンプリートカー「S210」のプロトタイプを、予告なしのサプライズで初公開し、多くのファンやメディアから注目された。

国内向けとしては実に8年ぶりとなる「Sシリーズ」の最新バージョンがこのモデル。「S」とは、スバルのスポーツブランドで頂点に君臨するモデルにのみつけられる称号のことで、国内販売されるのは2017年に発売された「S208」以来となる。

エンジンは、水平対向4気筒ターボで最高出力300PSを目標にする
エンジンは、水平対向4気筒ターボで最高出力300PSを目標にする(筆者撮影)

新型の主な特徴は、ドイツの国際的な耐久レース「ニュルブルクリンク24時間」への参戦で培った技術や知見を投入し、ドライバーがより意のままに車両を操れる高い操縦性能を実現したこと。エンジンは、「WRX S4」の2.4L・水平対向4気筒ターボをベースに、吸排気系を改良。ECUの専用チューニングなどと相まって、最高出力300PS(開発目標値)を発揮する。

また、トランスミッションには、Sシリーズ初採用の「スバル・パフォーマンス・トランスミッション」を採用。変速特性をエンジン出力特性に合わせてチューニングすることで、素早い変速レスポンスなどを実現する機構だ。新型S210は、これら新機構により、ドライバーの意思を的確に捉え、走ることの愉しさを堪能できるクルマに仕上がっているという。

なお、このモデルは、価格は未発表ながら500台限定で販売予定。販売方法については、2025年春頃に発表予定だ。

次ページBRZの特別仕様車も披露、マツダでは特別なロードスターも!?
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事