新型車続々、2025年スポーツカー人気復活の兆し プレリュードやシビックなどの注目モデル公開

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BRZの特別仕様車STIスポーツ パープルエディション
BRZの特別仕様車STIスポーツ パープルエディション(筆者撮影)

スバルの市販スポーツモデルでは、ほかにもFRスポーツ「BRZ」の特別仕様車で、2025年1月9日に発表したばかりの「STIスポーツ パープルエディション」も初披露された。

BRZは、2.4L・水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトのスポーツカーで、「GR86」はトヨタがOEM供給を受ける兄弟車だ。今回発表された特別仕様車は、最上級グレード「STIスポーツ」をベースに、「ギャラクシーパープル・パール」のボディカラーや、ハイラスター塗装を施した18インチアルミホイールなどを装備した仕様。こちらは200台限定で、2025年1月10日~1月26日の期間中に抽選エントリーを受け付けるという。価格(税込み)は412万5000円~415万8000円だ。

特別仕様のロードスターを展示した「マツダ」

マツダ スピリット レーシング ロードスターのスタイリング
マツダ スピリット レーシング ロードスターのスタイリング(筆者撮影)

マツダでは、モータースポーツ系サブブランド「マツダ スピリット レーシング」が手がける市販化予定モデルを出展。2シーターのオープンスポーツカー「ロードスター」をベースにしたスタンダード仕様の「マツダ スピリット レーシング ロードスター」と、上級グレードで200台限定の「マツダ スピリット レーシング ロードスターR12(以下、R12)」を出展した。

マツダ スピリット レーシングとは、スーパー耐久レースなど、マツダのレース活動を担当する部門で、スペシャルモデルのリリースは今回が初となる。マツダのレース系ブランドでは、1980年代や1990年代にフランスのル・マン24時間レースなどで活躍した「マツダスピード」が有名だが、マツダ スピリット レーシングはその後継的な位置付けとなる。

マツダ スピリット レーシング ロードスターR12のスタイリング
マツダ スピリット レーシング ロードスターR12のスタイリング(筆者撮影)

市販予定となる新型は、軽快な乗り味が魅力のロードスターをベースに、スーパー耐久レース活動で集積した技術などを投入したことが特徴だ。エンジンには、リトラクタブルハードトップの「ロードスターNF」に搭載する2.0L・直列4気筒を採用。スタンダード仕様では、ノーマルと同じ最高出力135kW(184PS)ながら、ラジエーターの変更で冷却性能をアップする。

また、上級グレードのR12では、カムシャフト、シリンダーヘッド、ピストンなどを専用パーツに換装するなどで、最高出力を147kW(200PS)に増大。ほかにも、ビルシュタイン社製車高調整式ダンパーやブレンボ製ブレーキシステムなども採用し、足まわりやストッピングパワーも強化する。

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