【モビリティショー】次世代vsネオクラ2輪総括 電動化や水素エンジン、ガソリン車などが混在

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ヤマハがサプライズで発表したYZR500をオマージュしたスタイルの新型車「XSR900GP」(写真:三木宏章)
ヤマハがサプライズで発表したYZR500をオマージュしたスタイルの新型車「XSR900GP」(写真:三木宏章)

モビリティの一大見本市「ジャパンモビリティショー2023(旧・東京モーターショー、2023年10月28日~2023年11月5日、東京ビッグサイト)」には、4輪車だけでなく、2輪車に関しても、次世代のコンセプトカーから近日登場する市販予定車まで、さまざまなモデルが展示された。

とくに今回のショーで印象深かったのが、カーボンニュートラル実現に向けた「電動化モデル」や、都市部などでの近距離移動を想定した「小型モビリティ」のコンセプトモデルが多かったこと。また、ガソリンエンジンを搭載する市販予定車では、近年世界的に人気が高い、往年の名車をモチーフにした「ネオクラシック」と呼ばれるジャンルに属するモデルが続々と登場したことだ。

まさに、「温故知新」といえる市販モデルと、その先にある電動化モデルなどが入り交じっていたのが、今回のジャパンモビリティショー2023だといえる。ここでは、そうした次世代2輪車のなかから、主に国内メーカーの出展車を中心に、注目モデルをピックアップして紹介する。

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市販予定のネオクラシックモデル

まずは、市販予定車のなかで、とくに話題となったモデルを紹介しよう。前述のとおり、今回発表された市販予定車では、ネオクラシックというジャンルのモデルが注目だったといえよう。

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