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【モビリティショー】次世代vsネオクラ2輪総括 電動化や水素エンジン、ガソリン車などが混在

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ヤマハ発動機の「Y-00Z MTB」(筆者撮影)

Y-00Z MTBは、ステアリングアシスト新機構「EPS(エレクトリック・パワー・ステアリング)」を搭載していることが特徴だ。オートバイをはじめ、さまざまな製品への採用を目指してヤマハが開発しているのがEPSだ。主な仕組みは、独自の「磁歪(じわい)式トルクセンサー」でステアリングの入力などトルクを検出し、小型・軽量のアクチュエーターと呼ばれる駆動装置により、ライダーのハンドル操作をアシストするというもの。とくにオフロード走行などで高い安定性を実現するといったメリットがある。

ヤマハでは、現在、国内2輪オフロードレースの最高峰「全日本モトクロス選手権」に参戦するワークスレーサー「YZ450FM」へEPSを投入。激しいレースの現場でテストを重ねている。今回登場したY-00Z MTBは、その新機構を搭載することで、電動アシストMTBにおいても、より優れた操縦性や安定性を持つモデルの開発を目指している。

ヤマハ発動機の「Y-01W AWD」(筆者撮影)

また、アドベンチャーモデルのY-01W AWDは、後輪のアシストを行うセンターモーターに加え、前輪にハブモーターを装備するツインモーター仕様だ。前後輪で走りをアシストすることで、走れるフィールドの拡大を提案するとともに、従来にない長距離ライドも実現するという。

ジャパンモビリティショー2023 2輪メーカーまとめ

4輪車に比べると、まだまだ電動化モデルのラインナップが少ない2輪車の分野。その要因には、車体がより小さいがゆえに、大容量バッテリーが搭載できないことで、航続距離を長くできないなどの課題がある。だが、今回のショーを見る限りでは、各社が、電動化はもちろん、水素エンジンなどを使った次世代モデルを検討・開発していることは確かだ。

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また、最初に紹介したヤマハのXSR900GPや、カワサキのMEGURO S1など、現在のニーズにマッチしたガソリン車の市販予定車も登場し、まさに「現在と未来」が交差しているような展示内容だったことが興味深かった。これらモデルたちが、今後、カーボンニュートラルなどの社会課題だけでなく、いかに我々ユーザーを楽しませてくれるのかにも注目したい。

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