カワサキ、最新「メグロS1/W230」に感じる昭和 手頃な軽二輪モデルで伝統の姿と鼓動を再現

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写真左がメグロS1、写真右がW230
写真左がメグロS1、写真右がW230(写真:カワサキモータースジャパン)

数あるバイクのスタイルの中でも、近年、世界的に高い人気を誇るジャンルのひとつが「ネオクラシック」。往年の名車を彷彿させるレトロな雰囲気と最新の装備を備えるモデルのことだが、とくに2024年11月20日に発売されたカワサキの「メグロS1」「W230」は、昭和レトロなテイストが特徴だ。シニア層だけでなく、若い世代からも支持を受ける最新トレンドを身にまとっているといえる。

また、232cc・空冷単気筒エンジンを搭載する軽二輪モデルであることで、比較的取得しやすい普通二輪免許でも運転が可能。これらにより、初心者からベテランまで、幅広い層のライダーから注目を集めている。

ここでは、そんな最新2機種について、メディア向け試乗会に参加し、実際に現車を確認し、乗り味を試してみたので、その印象をお届けしよう。

【写真】カワサキの最新モデル、昭和を感じるネオクラシック「メグロS1」と「W230」。その元になった「250メグロSG」や「W650-W1」、さらに兄貴分になる「メグロK1」や「W800」も含めて、ディテールを紹介(61枚)

メグロS1とW230の外観・装備

筆者がメディア向け試乗会で乗ったメグロS1とW230
筆者がメディア向け試乗会で乗ったメグロS1とW230(筆者撮影)

メグロS1とW230は、いずれも低回転域から扱いやすい232cc・空冷単気筒エンジンを、軽量なセミダブルクレードルフレームに搭載する兄弟車だ。メグロS1は「メグロ」、W230は「W(ダブル)」と、いずれもカワサキの伝統を受け継ぐブランドの最新作として登場した。

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