失言かも…… 田舎者で
言うならこっち…… 〇〇出身なんです
失言したくなければ、「普通の話」をしよう
「失言するのが怖くて、何を話せばいいのかわからない……」と頭を抱えている人もいるかもしれませんね。
大丈夫、難しく考える必要はありません。まずは「今日は晴れてよかったですね」「朝の冷え込みが厳しかったですね」といった天気や季節の話でいいんです。「あそこに新しく100円ショップができたんですね」「おいしいと評判のあの居酒屋、ランチはじめたみたいですよ」のように、“駅から待ち合わせまでのルートで見たもの” を話すのもおすすめ。昨日見たニュースやドラマの話でもOKです。
つまり、「普通の話」でいいということ。気の利いたことや、おもしろいことを言おうとする必要はありません。「あなたと話がしたい、コミュニケーションがしたい」という素直な気持ちを大切にして、相手との対話を重ねていきましょう。
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しつげんけんきゅうしょ / Shitsugenkenkyusyo
話し方や伝え方に関する数々のベストセラー書籍を手がけてきた、ライターや編集者ら“言葉のプロ”の研究員によって構成。これまでに300人以上に取材をし、どんなシチュエーションで失言が生まれ、それがどのように人をモヤッとさせるのかを徹底的にリサーチ。「言い換えるならどんな言葉が適切か」までを考え、コミュニケーションのブラッシュアップに余念がない。日常に潜む失言を誰かが見つけてくるたびに議論が止まらなくなり、会議が長引きがちなのが課題。研究員は随時募集中。
黒川 伊保子
人工知能研究者、脳科学コメンテイター、感性アナリスト、随筆家
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くろかわ いほこ / Ihoko Kurokawa
1959年、長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業。コンピューターメーカーでAI(人工知能)開発に携わり、脳とことばの研究を始める。1991年に全国の原子力発電所で稼働した、“世界初”と言われた日本語対話型コンピューターを開発。また、AI分析の手法を用いて、世界初の語感分析法である「サブリミナル・インプレッション導出法」を開発し、マーケティングの世界に新境地を開拓した感性分析の第一人者。近著に『妻のトリセツ』(講談社+α新書)、『女の機嫌の直し方』(集英社インターナショナル)、『夫婦脳』(新潮文庫)など多数。
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