「パワハラ認定」されかねない、上司のNG言動15選 本人の「自覚のなさ」がトラブルにつながる
自分がパワハラ上司かどうか、ということに気づくのは難しく、無自覚に不適切な言動をしている可能性もあります。パワハラが起きる背景や行為者の置かれている状況を踏まえ、チェックリストを用いてパワハラ防止のポイントを解説します。『企業実務』の記事を再構成し、坂本直紀社会保険労務士法人の特定社会保険労務士・中小企業診断士、坂本直紀さんが解説します。
パワハラが生じる背景と「6つの類型」
(1)法律上のパワハラの定義
まず、法律上のパワハラに関する定義を確認します。
労働施策総合推進法において、職場におけるパワハラとは、図表1の①から③のすべての要素を満たすものを指します。
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そして、厚生労働省の指針では、パワハラの代表的な類型として、図表2の6つを挙げています。
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