みかこ様、つまらぬ理由であなたの子供さんのことをかわいそうだと言う、そのいじめっ子のママ友の発想の方が、私にはずっと可哀想に聞こえます。現に彼女は自分の子を、正しく教育出来ていません。
ご長女の担任の先生やバスケットボールのコーチの先生方に、そのいじめっ子のことを、チック症状のことも含めて詳しく訴えましょう。その時に全クラス、バスケの全メンバーにも聞いてもらいましょう。いじめっ子にその気がなくとも、娘さんがイジメられていると感じているのですから、言い訳をさせずに、その言動をやめさせてもらいましょう。例えイジメが止まらなくとも、皆に認識してもらうことは大切です。
母娘だけで耐えている限り、心の貧しい母娘は、邪悪な無視戦法まで交えていじめてきます。静かに耐えるのは、いじめる隙を与えているようなものです。
イジメをオープンにしても「無視」は、当分は直らないでしょう。それはこちらからも願ったりで、無視して返しましょう。その母娘を教育するのは、あなたでは手に負えません。
そしてお子さんにもそのように言い聞かせましょう。場合によっては、他の部へ変わることも考えましょう。母親が本気で自分のことを考えてくれていると子供が感じられるよう、子供さんに行動で示しましょう。
今の自分を肯定し、オープンマインドで育児を
みかこ様、10人寄れば10人の事情があり、人の一生にも山があり谷があるのが世のことわりです。ただその山や谷は、人によって来る時期が違うだけです。
今あなたは、小さいお子さんを連れての離婚で、32歳で、二人の子供さんを一人で養育していく正念場です。そんな健気なあなたを、鵜の目鷹の目で詮索し、冷たく接する人など、想像力のないお粗末な人間です。あなたから願い下げにし、気にする価値もない相手だと決めつけることです。そんな人と仲良くする方が、つまらないのです。
私は先日、初対面の若い人の自己紹介を受けました。「私の出身はどこどこで、何々病の家族がいます」と出だしから話されました。まだまだ偏見の多い病気を、初対面の私にスラスラと話されるのです。そこまで私に話す必要はまったくなかったのですが、ご自身の問題として、話したかったのだと思いました。
自分を知ってもらう上で、それは切り離せない事柄だったようで、その潔さはそのまま性格に表れていて裏表がなく、毅然としていて明朗で、とても好ましい人でした。みかこ様のご相談文を拝読させて頂いて、なぜかこの人を思い出しました。今のみかこ様には、このようなオープンマインドが必要ではないでしょうか。
私のこれまでの人生経験から申し上げますが、人は誰でも弱い点や悲しい記憶、他人に知られたくない事などを抱えています。オープンマインドとはいえ、それをベラベラ話すのは他人迷惑ですが、自分だけが特別でないことを認識し、もっとご自分に自信を持ちましょう。
それに、腹を割って付き合えば、世の中は殆ど良い人たちです。あなたにも腹を割って人と付き合う時がこれからいくらでも訪れ、これを理解されるでしょう。
これからあなたとお子さん方には、いろんな人との良き出会いが、いっぱいあります。良き出会いやチャンス到来の時に目と心が曇っていないよう、今以上にポディティブ思考で、心身を鍛えていきましょう。親亀がこければ、子亀もこけますよ。
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