東京・三田のサグラダ・ファミリアのようなビルと、高くそびえたつビル。対象的な建物が見られるこの地を、筆者は何度か歩いてみた。さまざまな年代の人が行き交い、写真を撮る人も多い。
熱心にスケッチをする人の姿も
「いろんな人が見に来ています。おじいちゃんやおばあちゃんたちの集団が並んで座り、絵を描いている日もありますよ。そんな方を見て、『あれ、人気があるの?』と気づいてくださる方もいて。ずっと応援してくれていた人たちが『よかったじゃん、岡くん!』と声をかけてくれます」
異形の住宅、蟻鱒鳶ル。雨に濡れる姿も夜の闇にたたずむ様子も見応えがある。200年、300年持つと言われているこのビルは、時代や街の変化の中でどのように存在していくのか。10年後も20年後も、さらにその先もフシギさを体感し続けたい。
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