あなたにも出来る!社労士合格体験記(第45回)--社労士試験では、3人目の子どもが論点に!

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 また、よくテレビのクイズ番組で、年金を多く受け取る方法として、「若い奥さんをもらうこと」というのが正解として紹介されていますが、その根拠はこの加給年金と特別加算に由来しています。例えば夫が65歳で老齢厚生年金受給権が発生すると、そこから妻が65歳になるまで支給されることになるため、理論的には5歳若ければ5年間、10歳若ければ10年間支給され、年上女房だと支給されないのです。

試験対策としては、繰上げ、繰下げとからめて押さえておきましょう。すなわち、「配偶者が繰上げで支給の老齢基礎年金を受けることができるときであっても、加給年金額の支給は停止されない」。「受給権者が繰り上げても、加給年金の支給は早まらないが、繰り下げるとそれに伴って支給が遅くなる」などです。

次回は、妻も資格に挑戦します。

【毎月第2・第4火曜日に掲載予定】

翠 洋(みす・ひろし)
 1958年愛知県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業後、ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)入社。番組制作、報道、出版事業などを経て45歳で退職。延べ1年半の失業期間の後、NHK「地球ラジオ」の専属ディレクターとして3年勤務。その間、ファイナンシャル・プランナー(AFP)に登録。2007年4度目の挑戦で「行政書士」合格後、行政書士法人で外国人の日本在留ビザ申請代行業務に従事。「社会保険労務士」には、2008年4度目の挑戦で合格。Mr. MISU国際行政書士事務所、中央社労士オフィスみす開設。現在は、LEC講師として社労士「新合格講座」「人事労務基礎科」などを教えている。趣味はアルトサックス演奏、温泉巡り。「語学オタク」。

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