防災のプロが「保存食」をほとんど買わない理由 意外と豊富!賞味期限「1年以上」の普段の食品
防災士兼整理収納アドバイザーとして活動するMisaさんは、2018年の大阪府北部地震をきっかけに防災に目覚めました。
11歳と13歳の息子、夫、犬1匹との3LDKのマンション暮らしを楽しみながら、もしものときの安心も備えたい。そこでたどり着いたのは、家族が好きな味の備蓄食材や、使いやすい収納、管理しやすい仕組みといった「防災を無理なく続けるための暮らしの工夫」でした。
新著『最新版 おしゃれ防災アイデア帖』では、そんなMisaさんのアイデアが多く紹介されています。
本稿では同書から、とくに「真似したい」「参考になる!」の声が多かった「災害用の保存食のそろえかた」をお届けします。
本稿では同書から、とくに「真似したい」「参考になる!」の声が多かった「災害用の保存食のそろえかた」をお届けします。
食品備蓄の収納とローリングストック
わが家では、災害用に作られた保存食をほとんど購入していません。今まで食べたことがない保存食を選ぶのが難しく、どれがいいのかわからなくて探すのが面倒になってしまったのです。
そのため考え方を変えて、食べ慣れていておいしいものの中から、比較的日持ちするものを見つけて備蓄することにしました。今まで気にとめていませんでしたが、食べ慣れているものの中にも思いのほか賞味期限が長いものがあったり、ローリングストックに向いているものがありました。
わが家はキッチンにパントリーがないので、廊下にある収納の一部がその役目をしています。ここでも“防災専用の食材”と分けずに、賞味期限の長さや種類でざっくりと分けています。
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