「描くだけ」で劇的変化、仕事が楽になる魔法の図 社会人の新教養「プログラミング的思考」習得術
「求める人材の定義」をはっきりひとつのプロセスとして独立させ、最初に必ず行う仕事とします。そうすることで新しい手順を作成し、その通りに仕事を遂行することで業務改善を図ります。新しい手順を最後の絵として図示します。
このような「3つの絵」を描く思考法を身に付けることによって、プログラミング的思考はもちろん、業務改善とは何をすることなのかも深く理解することができます。
「3つの絵」の力で業務改善はうまくいく
当たり前のことではありますが、業務改善とはこれまでやってきた業務のやり方を変え、もっとうまく業務を進めることです。したがって、次の3つの質問への答えを明らかにする必要があります。
「3つの絵」がこれらの答えになっていることがわかるでしょう。
実際に、研修の中で「3つの絵」を実践してもらうと、驚くことに、1番目の絵、すなわち「いまどのようにやっているの?」を図示するところで苦労するケースが散見されます。これでは業務改善がうまくいかないのも当然です。
もしこの記事をお読みくださっている方の中で、従業員の考える力を高めたい、もっと自分で考えて改善提案をしてほしいと思っている方がいたら、ぜひ「絵を描きながら考えなさい」「絵で説明しなさい」と指導してはいかがでしょうか。
そして、この記事でご紹介したような、業務改善を自らできるような人材に育てたいのなら、「3つの絵で説明しなさい」と指導することを推奨します。先ほどご紹介した3つの質問に答えるよう、要求してもいいでしょう。ぜひ試してみてください。
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