口下手でも笑いを生める「超簡単」な会話のコツ コミュ力が高い人は「フリオチ」の効能を知っている

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「マイナーな映画が好きなんだよね〜」と言うことで、相手に「どんなマイナーな映画なんだろう」と思い込ませます。そこに「タイタニック」という、誰もが知っているような映画をあげることで思い込みを裏切ります。それを受けた相手は、意外すぎて笑ってしまうというわけです。

「押すな押すな!」は典型的なフリオチ

よくテレビで芸人がやっている、池の前で「押すな押すな!」と言っている人を押すというのは、わかりやすい典型的なフリオチです。このフリオチは、「オチと真逆の内容でフリを作る」ということが肝になります。真逆の内容なので「逆転型」です。

例えば、金欠だとします。その場合、真逆のお金があるように装うことをフリにすれば、フリオチにできるということです。

お笑い脳の会話1

A「いや〜最近お金の回りがいいんだよね〜

B「そうなの? いいなぁ〜」

A「俺の財布見て!!」(全然お金の入っていない財布を見せる)

B「いや全然入ってないじゃん! 小銭すらも!(笑)」

他の例も見てみましょう。

・めちゃくちゃ大事件だ(フリ)

 →コンタクト取れた(些細なことなら何でもOK)

・昨日全然寝られなかったんだよね(フリ)

 →13時間(過剰な睡眠時間ならOK)

・俺めっちゃ歌うまいんだよね! 見てて

→声が裏返ったりして音痴(ワザとらしく下手に歌う)

このように、オチにしたいことから逆算して、フリを作ると簡単にフリオチになります。

これをマスターするとこんな返しにも応用できるようになります。

お笑い脳の会話2

A「Bってさ、俺の後輩の中で一番バカだよね」

B「いや全然その発言いいんですけど〜1発ビンタしてもいいですか?

A「全然いいって思ってないじゃん!(笑)」

これはフリオチと感じにくいかもしれませんが、ちゃんと「フリオチ」になっています。

・「ビンタしてもいいですか?」=怒っている行動(オチ)
・「全然いいんですけど」=怒っていない発言(フリ)

オチからフリが逆で作られていることがわかりますよね。

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