口下手でも笑いを生める「超簡単」な会話のコツ コミュ力が高い人は「フリオチ」の効能を知っている
つまり、コミュニケーションとは「パターン」を作って、それを実践した経験によって上手になります。
トランプの「七並べ」でたとえるなら、場に6のカードがあるときに、手元に5のカードがあれば出せますよね。しかし、何のカードもなければ出せません。
コミュニケーションのパターンを覚えることは、こういったときのために様々なカードを揃えるというイメージなんです。
それが自分に合った技術かどうかは、吟味しないといけないですが。
いろんなカードがあれば、1でも2でも3でも対応できるようになります。
なので、あなたがコミュニケーションのパターンを知っている数だけ手札が増えると思ってください(これ、良いたとえだと思わない?)。
僕は笑いにするパターンも教えたりしますが、それを「必ずしろ!」と言っているのではなく、「コミュニケーションの選択肢を増やそうね」と伝えているつもりです。だから、「何でも笑いにしろ!」なんてことは思っていません。それらを自分の選択肢を増やすためだと思って、選んで使ってください。手札が増えれば増えるほど、あなたがコミュニケーションで困っていることも解決できるかもしれません。
お笑い芸人がよくしている「逆転型フリオチ」
さて今回は、お笑い芸人の思考パターンの中から、「フリオチ」を紹介します。
笑いを生む方法には大きく分けて2つありますが、なんだと思いますか。
それは「意外性」と「共感」です。
今回はその意外性を活用して笑いを取る方法 「逆転型フリオチ」 をお伝えします。
芸人はこの技術を軸に、おもしろいことを考えたり、おもしろいネタを作っています。
この技術があるのとないのとでは、明確な差が生まれます。ルフィにとっての麦わら帽子ほど大切なものです。
まず「フリオチ」という言葉ですが、次の意味です。
フリ=オチをおもしろくするもの
オチ=結末
例えば、こういう会話がフリオチになります。
A「オレ、マイナーな映画が好きなんだよね〜」=フリ
B「へ〜どんな映画好きなの?」
A「『タイタニック』」=オチ
B「いやめっちゃ有名だから(笑)」
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