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ホンダ新型「N-VAN e:」商用軽EVとしての特異性 徹底的に配送ドライバーを考えた電動化の姿

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1人乗り仕様の車内(筆者撮影)

インテリアのデザインも秀逸だ。1人乗り仕様、もしくは運転席と、その後の席のみとなる2人乗り仕様では、助手席エアバッグが必要ない。よって、グローブボックスを廃してエアコン吹き出し口を可能な限りフロントウインド側にセットバックさせ、極限までスペース効率を高めている。

商用と乗用の二面性を考えたら4人乗りがベストだ。助手席/後席ともに前倒しすることで運転席以外、完全なフラットな床面になるからだ。シートの背もたれ部分の裏側、つまり前倒した際の床面にあたる部分には硬めの素材が用いられ積載時のおさまりも良い。

それにしても1人乗り仕様の割り切りは潔い。ここまでくると休憩時に運転席を格納して完全な「箱」を堪能したくなる。ちなみに全長3395mmのところ、荷室の最大長はその78%近い2645mmにまで及ぶ。

ホンダのBEVから今後も目が離せない

EVではあるが、外観はガソリン車とほぼ同様のN-VAN e:(写真:三木宏章)

ホンダは2040年までに全世界で電気自動車と燃料電池車の販売比率を100%にすることを目標にしているが、2024年12月23日に発表された、ホンダ/日産の「経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結」により、将来プランにどんな影響があるのか注視したい。

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しかしホンダでは、2026年にかけてのBEV導入プランがすでに動き出している。その第1弾がこのN-VAN e:だ。次には2025年の軽乗用BEVが控える。筆者はこれを軽乗用の「N-ONE」がベースモデルではないかと予想。そして2026年には小型BEVを導入する。同じく筆者はこれをJMS2023に出展していた「SUSTAINA-C Concept」の市販車版ではないかと予想する。

日産救済策ではないかとの臆測が飛び交う中、日本市場においてホンダが進めている「BEV三兄弟計画」については滞りのない販売に期待したい。

【写真を見る】ホンダ新型「N-VAN e:」商用軽EVとしての特異性 徹底的に配送ドライバーを考えた電動化の姿(24枚)

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