初詣前にチェックしておきたい参拝マナーの中身 礼を失しない態度と立ち居振る舞いでお参り

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(画像:『ビジネスエリートのための 教養としての日本の神様』より)

特に新型コロナウイルスまん延の後は、柄杓を置かずに流水になっている手水舎も増えています。それぞれのルールに沿って行ってください。

1 一礼してから両手を洗う。
2 両手で水をため、その水で口をすすぐ。
3 両手を洗う。
4 一礼して手水を終える。

敬礼作法

敬礼の作法には拝(はい)と揖(ゆう)があります。拝(おが)むとは、折れかがむという意味で、身体を折りかがめて礼をすることとされています。揖とは会釈や挨拶のことです。日常の場面でも使われますので覚えておくとよいでしょう。

【拝】
最も重い敬礼作法で、90度に腰を折り、およそ3秒間伏したままにします。

揖は深揖(しんゆう)と小揖(しょうゆう)があります。

【深揖】
殿内への出入りや神饌・奉幣を献上したり下げたりするときなどに行います。腰を45度に折り、およそ2秒間そのままにします。

【小揖】
座につくときや起つとき、階段を上るときや下りるとき、物を受けるときや授けるときなどに行います。日常の会釈やお辞儀にあたります。15度腰を折り、1秒間そのままにします。

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