成功者の参拝での祈り方には2パターンあった 強運を呼ぶ込むために大切なある共通点
著名な経営者をはじめ、成功したビジネスパーソンには、年始や期初に限らず、日頃から社寺(神社・お寺)を参拝する習慣のある人が多い。彼らはいったい、何を、どのように祈っているのか? 神社を探求する社会心理学者の八木龍平氏に、ビジネスで強運を呼ぶための「祈り方」を聞いた。
※本記事は八木龍平著『成功するビジネスパーソンは、なぜ忙しくても神社に行くのか?』の内容を一部抜粋したものです。
「いのり」は、意を宣(の)り、威(い)に乗る
「成功したビジネスパーソンの祈り方に共通点があるのでは?」
私は、さまざまな著名人の祈り方を聞いて、共通点が見えてきました。もちろん「教祖・教典・教義」のない神道ですから、決まりも答えもありませんが、私なりの分析結果をお伝えします。
まず結論を申し上げると、強運を呼ぶ祈り方は2パターンあり、ひとつは自身の意志を神様に宣言すること、もうひとつは神様の意志にそうことです。
なぜこの2パターンなのか? 「祈る」という言葉を分解すると、その理由が明確になります。
「祈り」は「い」「の」「り」の3文字です。漢字にすると、祈りは「意(い)宣(の)り」で「威(い)乗(の)り」。
「い」という字は、古くより神聖なもの・大事なものに付けられ、不吉なものを避け、吉事を招くことをあらわします。神聖な「い」を「のる」、もしくは「い」に「のる」のですが、では「のる」とは何でしょうか?
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