ウーバー配達員が目撃「悪質な盗難」の衝撃実態 配達員を装って盗んでいる人がいる…

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これは推測の域を出ないが、おそらく犯人はデリバリー配達員の経験者ではないだろうか。あるいは、配達員の知り合いが身近にいたのかもしれない。

他にも、配達員が乗っている自転車や、バイクの盗難事件。僕のようにスマホを放置している配達員を狙った「スマホ狩り」も横行しているらしい。

「配達員が商品を持ち逃げしている」誤解のナゼ

今回、僕は偶然、デリバリー配達員を装った悪質な盗難の実態を知った。おそらくこれまでも同じような事件は起きていたはずだし、今後も同類の手口で窃盗が行われる可能性がある。

そして、これは消費者の預かり知らないところで起きている事件でもある。犯罪を未然に防ぐための啓蒙活動の意味を込めて、僕はこの記事を書いている。

その上で、利用者側の勘違いが原因による「配達員の持ち逃げ」なる被害も発生しているようだ。僕自身、数年前にお客様から電話でクレームを入れられたことがある。そのお客様からすると、おそらく僕が泥棒のように映ったのだろう。

Uberには「12分タイマー」なるものが存在している。このタイマーが配達員の「持ち逃げ」を生んでいる最大の要因だ。

配達員はお届け先に到着後、お客様と12分間連絡が取れなかった場合、その商品を自由に扱うことが許されている(なおタイマーを起動させるための操作画面は、配達員がお客様へ電話、あるいはメッセージを送信しない限り表示されない。つまりお客様には必ず連絡がいくよう、キチンと制度設計されている)。

ウーバーイーツ
ウーバー配達員はこのような画面を見ながら配達している。そして一定時間が経過すると、商品を自由に扱うことが許されている(筆者撮影)
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