カフェ、ラーメンチェーン「人気福袋」開発の裏側 専用商品やお得感の打ち出しで訴求力を高める

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スターバックスの福袋(エントリー終了)が具体的な中身を明かさないのに対して、タリーズは毎年公開する。唯一選べないのが3種のうち1個が入る干支ミニテディだ。

5000円と1万円の中身の違いは?

その干支ミニテディが入るのは5000円バッグのみ。1万円バッグとの違いは何か。

「毎年5000円バッグは若い世代も買われるので、タリーズへの親しみが感じられる中身にしました。1万円バッグでは、より本格的にコーヒーをお楽しみいただけるようにコーヒー豆も4種類入るほか、耐熱ガラスカップ&ソーサーセットも入っています」(谷氏)

タリーズコーヒー
1万円バッグに入っている耐熱ガラスカップとソーサー(写真:タリーズコーヒージャパン提供)

両方に共通する品は、「ブラジル ファゼンダバウ」のコーヒー豆(140グラム)やシングルサーブ(1杯取り)5種類、ドリンクチケット(5000円には6枚、1万円には15枚)だ。

「今回、シングルサーブでお楽しみいただけるよう、定番ビーンズ11種類の中から5種類を選びました。1袋は15グラムと多いので、大きなマグカップで淹れることもできます」(同)

「コーヒーと一緒に楽しんでほしい」菓子にも工夫。5000円にはアサイー&ヨーグルトのソフトキャンディ、1万円にはキャラメル味のスティックようかんをつけた。

タリーズコーヒー
タリーズコーヒー「1万円のハッピーバッグ」(写真:タリーズコーヒージャパン提供)
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