「報連相のループ」こそが人を飛躍的に成長させる 「わらしべ長者」のおとぎ話が教えてくれること

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「報連相」の徹底は、個人にとっても、組織にとっても成長につながるという(写真:Ushico/PIXTA)
ビジネスの現場で誰かに相談を持ちかけたり、アドバイスを受けたりした場合、大切なのは「実行した結果を報告すること」だと、荒木電通株式会社代表取締役の荒木俊氏は言います。
ややもすると形骸化しがちな「報告・連絡・相談」の循環が、なぜ重要なのか。その理由を同氏の著書『失敗したらガッツポーズ』から、一部を抜粋・編集して解説します。

「報告を怠る人」は成長しない

あなたは、誰かに相談を持ちかけたり、アドバイスを受けたりした場合、その後にどんな行動をとっていますか?

なぜこんな質問をするかというと、せっかくの学びのチャンスを十分に活かしていない人が多い気がするからです。

1番もったいないのは、何も聞きに行かないこと。次にもったいないのは、せっかく教えてもらったことを実行しないこと。そして、3番目にもったいないと思うのは、実行した結果を報告しないことです。

職場の上司やメンターが相手なら当然報告をするでしょうが、そうではない関係者や初対面の人に対してはどうでしょう? お礼状やメールを送る人はともかく、アドバイスの結果まで報告している人はかなり少ないのではないでしょうか。

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