あなたにも出来る!社労士合格体験記(第43回)--「泣きっ面に蜂」ならぬ「腰痛に不合格通知」

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あなたにも出来る!社労士合格体験記(第43回)--「泣きっ面に蜂」ならぬ「腰痛に不合格通知」

2006年10月、椎間板ヘルニアのリハビリが始まりました。牽引療法、温熱療法、低周波治療が主体で、毎日仕事が終わると病院へ向かう日課です。でも、リハビリ直後は、少し楽になるけれども、数時間すると元の状態に戻ってしまうという状態が続きました。

自転車に乗るのは比較的楽でしたが、歩くのは特に大変でした。腰のまわりを湿布で覆い、コルセットで固定して、それでも足を引きずりながら、何とか歩いていました。その頃、通勤でJR原宿駅から代々木公園を抜けて、NHK放送センターまで歩いていましたが、すぐに疲れて進めなくなってしまいます。普段なら10分もかからないところを、公園のベンチで休み休み、30分以上かけて、歩かなければなりませんでした。

尿管結石がようやく治ったのにと落ち込みぎみでしたが、医者からは回復には時間がかかるので、焦らずにリハビリを続けることが肝要と諭されました。

社労士試験の不合格通知

11月11日に、8月に受験した社労士試験の結果が郵送されてきました。結果は予想どおり不合格。労働基準法及び労働安全衛生法は、なんと1問しか正解できず惨敗でした。「泣きっ面に蜂」ならぬ「腰痛に不合格通知」という言葉が浮かんできました。

ただ、合格基準点がかなり低かったのには驚きました。この年の試験は総じて難しかったようです。合格ラインを相当下げたのに、合格率は前年の8.9%から8.5%に下がったことからも、そのことがわかります。

私も、普段の年なら合格ラインから程遠い得点にもかかわらず、結果的には3点足らずの惜敗でした。病み上がりの試験にしては、健闘したほうかもしれません。しかし、本気で合格するためには、もう一度初心に戻って基本からやり直さなければダメだと痛感しました。

足を引きずり、痛感また痛感

そんなこんなで、翌12日に行われた3回目の行政書士試験は、腰痛と不合格通知を抱えてという状態で迎えることになりました。しかも、試験会場の明治大学和泉キャンパスの手前には、魔の歩道橋があり、足を引きずりながらの上り下りは気が滅入りました。
やはり、最初から集中力を欠き、思うようにペースをつかめませんでした。

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