若い世代も注意! 「谷型ヒートショック」とは? 「風呂キャンセル界隈」も見直したい入浴"新常識"
この結果について早坂先生は、「温度は40℃、熱くても41℃まで、入浴時間は10分、長くても15分程度が望ましい」と指摘。入浴時間が長いとのぼせ(医学的には熱中症と考えられる)のリスクが高まるという。
「冷え」にはコスパタイプの入浴がおススメ
湯船の温度と入浴時間を軸に分類すると、4つのタイプに分かれる。早坂先生はそれぞれの入浴タイプを次のように診断している。

(出所:リンナイ 熱と暮らし通信 冷え・ヒートショックに関する都道府県意識調査)
(1)熱血タイプ(41℃以上・10分以下)
血圧があがるためヒートショックのリスクが高く、注意が必要な入浴タイプ。ただし、若い人で低血圧なら、起床後に水分をとってから熱血入浴をすると日中のパフォーマンスが向上する可能性も。
(2)ストイックタイプ(41℃以上・11分以上)
ヒートショックや熱中症のリスクが高く危険な入浴タイプ。かえって湯冷めしやすくなることも。半身浴がおススメ。
(3)コスパタイプ(40℃以下・10分以下)※早坂先生おススメ
ヒートショックやのぼせるリスクの少ない、安全で健康的な入浴タイプ。光熱費も抑えられ、風呂上がりの身体の温かさも持続する。
(4)マイペースタイプ(40℃以下・11分以上)
ヒートショックのリスクは低いが、のぼせるリスクが高い入浴タイプ。長風呂をしたい場合は、湯温を下げたり湯量を減らしたりしたい。
つまり、コスパタイプが最も健康的でおススメな入浴法なのだ。
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