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三菱商事が「ローソン」に見いだした"新しい価値" KDDIと共同経営、「引くどころか攻めたい」

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三菱商事が消費者ビジネスで模索する、壮大な「経済圏」構想。

「未来のコンビニ」の店舗外観
9月の記者発表会でお披露目された「未来のコンビニ」(写真:編集部撮影)

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資源バブルの終了に、トランプ大統領の再登板――。総合商社を取り巻く外部環境が大きく変わろうとしている。本特集では、各社のトップインタビューに加えて、注目事業の最前線をリポートする。

三菱商事とKDDIによるローソン「共同経営」の意図が、明らかになりつつある。

商品棚に並ぶおにぎりに手を伸ばすと、視線の先にある電子掲示板にはその客が好みそうな新商品の広告が表示される。決済はレジに並ばずとも、手元のスマホで完了。店の奥に行くと、専用ブースで花粉症のオンライン診療を受けられる。床掃除や品出しを黙々とこなすのはロボットだ。

新しいコンビニモデル創造

9月に三菱商事、ローソン、KDDIの3社が開催した記者発表会では、KDDIの情報通信技術を駆使した「未来のコンビニ」がお披露目された。2025年春には、KDDIの新本社で実際に1号店がオープンする予定だ。

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