お金を得るだけではない「副業」3つのメリット 3大リスクにも備えてネガティブ要素にも対処

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在宅ワークする女性
お金を得ることだけが副業の目的ではないようです(metamorworks / PIXTA)
近年、「副業」という言葉が広く浸透し、さらに「複業」や「パラレルキャリア」という働き方に注目する人が増えています。さらに、単一の職種や雇用形態に縛られず、複数の仕事やプロジェクトを組み合わせて柔軟にキャリアを構築する人を指す「ポートフォリオワーカー」という、新しい働き方も提唱されています。
ポートフォリオ型キャリアの作り方 「複業力」で変わる働き方、そしてお金と自由』から一部抜粋・再構成の上、キャリアを充実させるための具体的なポートフォリオ構築方法を紹介します。

お金を得ることだけが副業ではない

一昔前は「副業=時給で働くアルバイト」という、お小遣いを稼ぐイメージが強くありました。ですが、現在では副業には単に副収入を得るということだけではなく、多くのメリットがあります。

特に大きなメリットとして挙げられるのが「スキルアップ」「人的ネットワークの構築」、そして「リスクマネジメント」です。

メリット①スキルアップ

これからの社会において、スキルアップし続けることは極めて重要です。競争が激しいビジネス環境では、多様なスキルを持つことが第一線で生き残っていく鍵になります。単一の専門分野だけでなく、幅広いスキルを習得することが求められることも多くなりました。なぜなら知識や経験を組み合わせ、多様な分野で柔軟に対応できる人材の価値が高まっているからです。

幸いにも副業を通じて新しいスキルや経験を習得しつつ、副収入や新しい人的ネットワークを得る機会が普及しつつあります。現在の職場では経験できない分野に挑戦することで、自己成長を促進させることができます。また、独自のプロジェクトを立ち上げることで、リーダーシップやイノベーション力を養うことも可能です。

これらの体験を積み上げ、ノウハウやスキルをポートフォリオ化することで、将来のキャリアにおいて大きなアドバンテージを得ることができます。

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