パートナーとの関係がラクになる「3つのフリ」 無理しそうなときは「体のちがい」を受け止める
しかも、どれだけお金持ちになっても、世界にはもっと上のお金持ちがいます。どれだけ美しくなっても、もっとキレイな人はごまんといるはず。ということは、どこまでいってもレースの「終わり」はありません。1度レースに参加したら、ムリをしてでもずっと、競争しつづけることになるわけです。
同時にこれは、常に「負けたらどうしよう」「これを失ったらどうしよう」といった不安がつきまとうことも意味します。そのうち、かつての私のように「なんのためにこんなにがんばってるんだっけ?」という迷いや、底なしの疲れにぶち当たることもあるでしょう。
他人軸で生きることは、言いかえれば「自分にとっての幸せ」を見失っている状態です。だからずっと不安で、ずっとがんばりつづけなくちゃいけない。ずっと「しんどい」状態がつづく、と言ってもかまいません。
逆に言えば、本当の意味で「しんどさ」から解放されて、心からの幸せをつかむには、「自分軸」を持ち、それに従って生きることが必要不可欠なんです。
体はとても正直です。他人の目や世間の声など一切気にせず、「今の自分に必要なこと」を訴えかけてきてくれます。だからこそ、体に向き合い、体を見つめることが「自分にとって」という軸をつくっていくことにつながるのです。
そうして浮かび上がるのは、佰食屋のように「家族揃って晩ごはんを食べたい」という願いかもしれませんし、私のように「数字に表れない幸せがある」という気づきかもしれません。
ぜひみなさんも、体の声に耳を傾けて、すこしずつ「自分軸」をたしかめていってほしいと思います。
「男と女」それぞれにしかできない役割がある
人間関係というと、いちばん身近な家族との関係に悩む方も多いのではないでしょうか。
一緒に住んでいても会話がない。やってほしいことを言えない。ひとりでがんばりすぎてしまう。そんなときも、まず体から。体のちがいから人間関係に向き合うと、とってもラクになります。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら